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感動と疲労が入り乱れる屋久島・縄文杉トレッキングの辛さについて振り返ってみた

旅行
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こんにちは、メグミです。
先日念願の屋久島の縄文杉トレッキングに行ってきました😭✨

本当に行けてよかったと思える感動のひとときだったのですが、人というのは思い出を美化してしまう生き物なので、忘れないうちに縄文杉トレッキングのつらさについて振り返ってみたいと思います。
 
行く前は縄文杉トレッキングの情報を検索しまくるほど不安だったので、初めて行く方の参考になれば嬉しいですが、あくまでも私の個人の体感によるものなので、本当に参考程度に見ていただけると幸いです。

縄文杉トレッキング当日の状況

2022年11月上旬。iPhoneの屋久島の天気予報によると最低15度最高23度(縄文杉トレッキングの荒川登山口は標高600m、縄文杉標高1300mで気温はこれより低くなります)。雨が一切降らない晴れに恵まれた日でしたので、雨の場合はこれから書く状況とは異なるかもしれません。

私自身のスペックは、縄文杉トレッキング当時34歳、女、165cm、普通体型、運動は週1回1時間程度(ジムでの筋トレや自重トレ)な感じ。普段は在宅ワークで数十歩~5000歩程しか歩いていませんでしたが、縄文杉トレッキングに行くと決めてから毎日1万歩歩くようにしました。

縄文杉トレッキングは色々なつらさがある

結論から言うと、肉体的に辛いと感じる時もあるけれど、山登りを趣味としてない方でも健康な方なら(そして若い方であれば特に)乗り越えられるキツさであるように感じました。
ただ!!!私が参加した日に、トレッキング途中で縄文杉まで辿り着けずリタイアしてしまう方も数名いたのも現実。実際トレッキングをしてみて「辛さ・キツさ」にも色々あると感じましたので、個人の感想にはなりますが、これについて細かく振り返ってみます。

朝早いことのつらさ

私は、Yamakara屋久島の【装備レンタル無料】縄文杉トレッキングツアー<グループ割引あり>初心者でも身軽に屋久島へ!のガイドツアーを利用しました。縄文杉トレッキングが始まる荒川登山口まではこのガイドツアーのチャーターバスで行くのですが、朝のピックアップが4:35でした。
屋久島グリーンホテルに宿泊の場合。

このツアーが特別早いわけではなく、縄文杉のツアーはほとんどこの時間からスタートします。思考も内臓もまだ眠っているときから体を動かし始める辛さからスタートします。

全行程の2/3を占めるトロッコ道のつらさ

片道約8km、約2時間半のトロッコ道。ほぼ平坦な道ですが、常に枕木の上を歩くので、常につまずかないように足元を見て歩かなくてはなりません。ここでは息が切れるような筋肉を使うつらさはないのですが、いかんせん距離が長いのでじわじわとエネルギーを奪われます。この日は幸いにも全く雨が降りませんでしたが、もし雨が降っていたら滑りやすくなり、より集中力を使う感じがします。

手すりのない場所もあります…!
 
あと、ガイドツアーがないとこのトロッコ道が退屈なもので終わってしまう可能性も。ガイドさんが屋久島の歴史や植物、生物などの説明をしてくれるので、初めての縄文杉トレッキングであればダイドツアーを付けるのをおすすめしたいです。
 
体力に自信があり、団体の中で遅れない自信がある方は団体ツアーを、
体力に自信がなく、他の方に迷惑をかけてしまわないか不安な方は完全貸切ガイド(1組限定)ツアーを申し込むのがおすすめです。

こちらから「縄文杉」で検索するとガイドツアーが探せます👇

残り1/3の本格的な登山道のつらさ


 
トロッコ道を終え到着する大株歩道入口から本格的な山道が始まります。
片手にストック、片手は手袋をして岩や木を掴みながら登るような傾斜が急なところも多いので、息が上がります。汗も一気にかきます。「あ~これは明日お尻が筋肉痛になりそう」と思うほど登る筋肉を使っている感覚があります。

ガイドさんは無駄な動きがなくサクサク登っていくので、きっと山に慣れた人であればごく一般的な道なのかもしれませんが、登山初心者にはなかなかきます。

ただ、幸いにも自然の道(岩場や土)がずっと続くわけではなく、木製階段も半分くらいあるので、そこでリズムや息を整えやすいです。

私の浅い登山経験から言うと、青梅にある大岳山の岩場よりは楽ですが、高尾山(ケーブルカーなし)よりは少々きつい感じ。(行ったことしかない人しかわからない情報ですみません…)

若くて健康な人、登山を趣味としている方であれば問題なく乗り越えられる道のように思いますが、途中で転んでしまって足を痛めてしまったり、関節の痛み等何か持病があったり、高齢で運動していない方の場合はリタイアしてしまうのがここの道中だと思います。

縄文杉に辿り着いた後の帰路のつらさ

本格的な登山道を終えると念願の縄文杉に出会えます…!写真を撮ったり眺めたりして満足したら、下山開始です。
縄文杉トレッキングでは来た道と同じ道を帰ります。つまり、帰りは急斜面を降りなければなりません。私はこの斜面を降りている時が全行程の中で一番つらかったです。行きでの疲労に加え、急斜面を降りる際の衝撃で膝や足首へのダメージを感じました。縄文杉トレッキングでは足首まである登山シューズは絶対必要です。

水辺も歩きます

登山道を終えたあとは、また2時間半のトロッコ道です。疲労があるので行きよりもつまずきやすくなっていて、2回ほど転びそうになる瞬間がありました。

縄文杉トレッキング数日後の肉体疲労のつらさ

縄文杉トレッキングを終えてほっと一息。ですが、翌日の筋肉痛に驚かされます。私の場合はふくらはぎと内転筋(内腿)の筋肉痛が尋常ではなく、特にふくらはぎは「肉離れでもしたかな?」と思うような筋肉痛で湿布を2日貼ってました。歩くスピードも低速モード。縄文杉トレッキングを終えた後に脚のケアをもっとしたり、サポート力のあるタイツを履いていけばよかったなとここで反省です。
 

↑こういうのを持っていけばよかった…!

まとめ: 縄文杉トレッキングは大変!でも準備すれば乗り越えられる!

往復約11時間、約4万歩の旅で、体力的に痺れるものがありましたが、ガイドさんのおかげで楽しく、怪我もなく無事終えることができました。
色々とつらいつらいと書いてしまいましたが、しっかり事前に準備すればこのつらさは軽減できるものなので、もし縄文杉に会いに行きたいと思っているなら早めに準備していくべき場所だと思います。

次のブログでは私が事前に準備してよかったと思ったことや、もう少し準備しておけばよかった、と思ったことについてまとめますので、こちらも是非ご覧ください^^