【屋久島・縄文杉が初めての方向け】トレッキング時の服装・持ち物(レンタル品あり)
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こんにちは、メグミです。
11月上旬に屋久島の縄文杉トレッキングに行ってきました。日帰りでの縄文杉トレッキングの際の実際の服装や持ち物を写真付きで徹底紹介します。購入したもの、レンタルで済ませたもの、持っていく必要がなかったかもと思うもの、を合わせてご紹介します。
同じくらいの季節・気温の時期に縄文杉トレッキングに行く方の参考になる内容かと思いますので、服装や持ち物に迷われている方はぜひご覧ください。
当日の天気予報
当日の屋久島の天気予報によると晴れ、最低気温15度、最高気温23度の予報の日でした。
ただし、縄文杉トレッキングのスタート地点の荒川登山口は標高600m、縄文杉のある場所の標高が1300mと高い場所にあるので、天気予報より気温は少し低いと考えられます。
非常に雨が多いと言われる屋久島ですが、幸いにもこの日は雨が一切降らない珍しい一日でした。
服装
登山時の服装についてWebで検索すると、「トップスはベースレイヤー→ミッドレイヤー→アウターと重ね着することで温度調整しやすくする」「ボトムスはストレッチ性がある動きやすいものを選ぶ」「吸汗速乾性に優れている化繊素材から選ぶ」ということがよく書かれています。
私もこのルールに従いながら、身に着けるものを選びました。
トップス(ベースレイヤー・ミッドレイヤー)
タンクトップ(ベースレイヤー):モンベル ジオライン L.W. タンクトップ Women’s
シャツ(ミッドレイヤー): アイスブレーカー ロングスリーブティー メリノウール
ブラとタンクトップはモンベルのジオラインシリーズ。速乾、保温、制菌・防臭に特化した素材です。タンクトップはかなり薄い素材ですが、このお陰で汗を素早く吸収し、乾きも早く、トレッキングでかなり汗をかきましたが不快感なく過ごすことができました。
シャツはアイスブレーカーのメリノウール素材のもの。
羊毛であるメリノウールは優れた保湿性、吸湿性、防臭力、抗菌性、通気性の良さがあり、肌触りもいい素材で山登りにも最適です。
生地を伸ばすと肌が見えるくらい薄い生地(150g/m2)ですが、暖かく通気性も良く、縄文杉トレッキングの大部分の時間はアウターは着ないで過ごしていたほど非常に快適でした。
アウター
ネックウォーマー:ユニクロ
11月上旬の縄文杉トレッキングのアウターは薄手タイプのフリースで全然問題ありませんでした。早朝(4-5時台)や休憩時は冷えるので、アウターを着ていましたが、それ以外は着なくても平気な気温でした。ほとんどをザックに入れていましたので、ザックに入れても重くない、嵩張らないものから選ぶのをおすすめします👇
防寒対策としてのネックウォーマーを持っていきましたが、暑くてすぐ外してしまったので無くてもよかったかもしれません。もしこの時期持っていくなら、ナイキのランニングラップのような薄手のものが使いやすいように思います。
ボトムス
「1年を通して山岳エリアでの行動を支えるパンツ」と定義されているTHE NORTH FACEのアルパインライトパンツ。
伸縮性がとても良く、足首に向かって細くなっているのでもたつかず、歩きやすかったです。撥水性もあるので、多少の水分は弾いてくれます。寒さ対策・汗対策としてモンベルのジオラインの薄手タイツを一枚下に履きました。
私は蒸れにくさや動きやすさといった快適性を重視して「パンツ+中に薄手のタイツ」の組み合わせにしましたが、関節の痛みや筋肉疲労を軽減したい方は、サポートタイプのタイツを選ぶと良いと思います。これはレギンスみたいなもので一枚で着れます。レビューもとても良いです。
タイツだけだと抵抗がある方はハーフパンツを上から履けば違和感のない登山スタイルが完成します✨👇
そのほかアパレル・小物
左上から時計回りに
帽子:モンベル メドーハット Women’s
手袋:ワークマン
傘:モンベル トレッキングアンブレラ
靴下:モンベル メリノウール トレッキング 5トゥソックス Women’s
※靴下と手袋は「履く用」と「濡れた時の予備」として2セットずつ用意しました。
靴下
靴下は優れた保湿性、吸湿性、防臭力、抗菌性、通気性の良さの恩恵を受けることができるメリノウール製がおすすめ。
また5本指のソックスだと、汗をすぐ吸収してくれて蒸れにくいことや、指でしっかり地を掴みやすいというメリットがあると言われており、実際トレッキングでも足のトラブルがなく1日過ごすことができました。
帽子
日焼け防止という観点だけでなく、転倒した際などに頭を保護するという目的も兼ねて、帽子はつけていきましょう。私は雨対策として撥水性抜群のゴアテックス製を選びました。
傘
トレッキング時に雨が降らなかったので使うことはありませんでしたが、雨が降った際はトロッコ道など比較的平坦で歩きところでは傘を差しながら歩くことがあるようです。
傘は軽量で丈夫な素材が使われている、トレッキング専用のものから選ぶのをお勧めします。
軍手
手袋はワークマンで100円程度で売られていたものを利用。軍手でもOKですが、汗や雨で濡れてしまった時に乾きにくいので、速乾素材のものだと使いやすいように思います。
レンタルしたもの
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私は本格的な登山グッズを全く持っておらず、購入してもこの縄文杉トレッキングでしかつかわない…という感じなので、ザック、登山靴、レインウエア、ライト、ストックはレンタルしました。
私がお願いした縄文杉トレッキングのガイドツアーはレンタルが無料ででき、前日にホテルまでレンタル品を運んでもらえるので時間の節約になり、荷物も減らせて本当にありがたかったです。
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ザック
ザックの容量は縄文杉の日帰り登山なら20~30リットルくらいで十分です。購入する場合は、荷物を腰で支えることで体の負担を軽減してくれる太い「ヒップベルト」がついているもの、リュックの開閉はファスナータイプではなく雨の侵入を防いでくれる「雨蓋タイプ」がおすすめです。
ザックを購入する場合はレインカバーもお忘れなく!カバーをすることで雨の浸水を防ぎます。
登山靴
サイズ選びにコツがあります。登山用の靴下は厚みがあるのものが多いので、まず靴下を購入してその厚みを考えて、レンタルするサイズを考えると良いと思います。私の場合は、いつも街で履くスニーカーのサイズから1センチ上げてレンタルしました。
ご自身で購入する場合は必ずくるぶしが隠れるタイプのもの、ソールがしっかりした登山用のものにしましょう。滑りやすい岩場も多いですし、帰りの下りは疲労もあって足を捻りやすいです。
レインウエア
屋久島は非常に雨が多い場所。雨対策だけでなく寒さ対策としても使えます。上下セパレート型の登山に適した性能のものを選びましょう。100均一などの街用のものは絶対NGです。
価格も性能もピンキリで悩みますが、ミズノのレインウェアは初心者が買いやすい価格・性能で長年人気のモデルです。
ヘッドライト
足元が見えない暗闇の中から登山がスタートしますので必須です。ヘッドライトは朝のみ使用と比較的使用時間は短いのですが、ひとつあると災害時や停電時にも使えるので、持っていない方は購入してもいいかもしれません。
ストック
ストックは私は今まで使ったことがなかったのでレンタルすること自体を悩みましたが、実際かなり活躍しました。重くないですし、使わない時はザックに収納できたので(レンタルしたザックの場合)、使ったことがなくてもレンタルしておくことをおすすめします。
飲み物・食べ物
飲み物や食べ物はご自身が好きなものを持っていきましょう。参考までに私が持って行った内容と量を紹介します。
お弁当
朝と昼の二食分必要です。私は宿泊したホテルに手配をお願いしました。屋久島グリーンホテルの場合はチェックイン時に依頼。翌朝の出発時にホテルのカウンターで受け取れます。食事はご自身で用意するのも可能です。ただ、トレッキング当日に手に入れることはできないので、前日までにスーパーなどで購入しておきましょう。
ホテルで用意していただいたお弁当はこんな感じでした。
屋久島グリーンホテルについてはこちら
ゼリー飲料
朝が早すぎて朝ごはんの固形物が全然喉を通らず、たまたま持ってきていたゼリー飲料に助けられました。水分とエネルギーを一度に取れるので補食としてもおすすめです。
飲み物
水500mlと経口保水液500mlのあわせて1リットル持っていきました。11月でも汗をたくさんかきましたので、ミネラル不足や電解質のバランスの乱れの対策として、経口保水液を持っていきましたがよかったです。ポカリスエットでも良いと思います。
帰りに飲み物を飲み切ってしまいそうになりましたが、所々で湧水が湧いていて汲んで飲むことができます(ガイドさんがどの水が飲める水か教えてくれます)。湧水はとても美味しかったです。
なので、潔癖症でない限り水は途中でくめるものとして、1リットル持っていけば十分だと思います。
お菓子
好きなものを持っていきましょう。私は飴やチョコ、アンコ系の和菓子、カステラ、ナッツ(塩味)などなど持っていきましたが、実際よく食べたのは飴とチョコでした。口にポイッと入れて歩きながらも食べられ、お腹の負担にならず、すぐエネルギーになる良さを感じました。
そのほか
使わなかったもありますが、不要だった理由もあわせてご紹介します。
左上から時計回り
カイロ
11月上旬の屋久島は歩けば汗ばむ気温だったので私は使いませんでしたが、早朝の歩き出しや休憩で止まっている時は冷えるので、冷え性の方は荷物の負担にならない程度の1-2枚、持っていってもいいかもしれません。
財布、スマホバッテリー、それを入れるジップロック
トレッキング中に雨が降った場合、ザックの中が濡れてしまう可能性があるのでその水濡れ対策です。
トレッキング中にお財布を出すことはないのでザックの奥深くに。スマホ用のバッテリーも濡れないようにジップロックに入れてザックに入れていました。
ゴミ袋 大・小
ザックの中の荷物が全て入れられるくらいの大きな袋(30~45リットルくらい)を用意しましょう。雨が降ってザックの中が浸水してしまった時に、荷物が濡れないようにするためです。
ビニール袋ではなくスタッフバッグだと丈夫なのでより安全ではあります。
またお菓子やお弁当のゴミが入れられる小さな袋も別で用意しておきましょう。
GoPro
ミラーレス一眼を持っているので持って行きたい気持ちがあったのですが、荷物になるのと、濡れて壊してしまう可能性を考慮して今回はGoProを持っていきました。
GoProは、小型軽量、防水設計のアクションカメラ。動きのあるアクションシーンや、迫力ある景色を臨場感たっぷりに残すことを目的に作られていて衝撃にも強いです。トレッキング中に落としてしまったり濡らしてしまっても壊れる可能性がかなり低いと思います。
購入するとそこそこお値段しますが、安くレンタルすることができます。レンタルはこちらでできますよ👇
スマホ防水ケース
雨が降ってスマホが濡れてしまうのを考慮して使いました。首に掛けられる紐がついていると、撮影したい時にすぐ撮影できるので便利です。
余談ですが、縄文杉トレッキング中は、電波がないところも多いので、スマホを機内モードにして、充電が無駄になくなることを防ぎましょう。
マスク
コロナの規制が緩くなってきたタイミングでしたので、持っていきました。行き帰りの送迎バス内ではつけていましたが、縄文杉トレッキング中はつけていなくても誰も何も言ってこないので、外してトレッキングが楽しめると思います。
ティッシュ・手拭い
私が動いて体が暖かくなると鼻水が出やすい体質なので、すごく使いました。流せるタイプのティッシュだとトイレで紙がない時にも使えるのでおすすめです。
そして!タオルの代わりに手拭いを持って行ったのですが、これがかなりかなりおすすめです。
タオルより嵩張らずザックにくくりつけてもおけますし、水分をよく吸収してすぐ乾きます。怪我をしたら救急アイテムのひとつにできるかもしれません。1枚だけ持っていきましたが、追加でもう1枚あってもよかったな、と思っています。
携帯トイレセット
トロッコ道が終わり、本格的な登山道に入ると水洗トイレはありません。ただ仮設のトイレブースがあるので、そこで携帯トイレを使って用を足すことになります。
念の為トイレセットを持っていきましたが、私は使うことなく終えました。本格的な登山道(トイレがない道)は時間にすると4~5時間くらいだと思います。不安な方は一応持っていきましょう。使うことがなくても、防災用品としてストックできるので無駄にはならないと思います。
持っていかなかったけど借りて便利だったもの
休憩の度にガイドさんが貸してくださったお尻に敷くマット。休憩は木で作られた椅子や、石に座ることになるのですが、マットが一枚あるだけで痛みや冷えを防げて快適に過ごすことができました。
まとめ:ご自身の状況にあわせてアレンジしましょう
今回私の例をご紹介しましたが、持病をお持ちの方はお薬など、各自必要に応じてアレンジして持っていきましょう。ただし荷物が重いと体の負担になってしまいますので、最低限・軽量にできるように心がけてみてください✨
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